【注目】HBMメモリがやばい!「日本の関連銘柄の動向に迫る」
あぁぁぁぁ。。。AIブーム乗り遅れてもうたな
エヌビディア買っとけばよかったわ。。。もう終わりや。。。
AIブームまだ始まったばかりだよ!
これからは次世代メモリのHBMの需要が高まるからしっかり見ていこう!
人工知能(AI)やビッグデータの進化は、世界中でデータ量の爆発的な増加を引き起こしています。この膨大なデータを高速処理するため、従来のメモリ技術を超える「HBM(High Bandwidth Memory)」への注目度が急上昇中です。
HBMは、複数のDRAMチップを垂直に積層することで広帯域幅を実現した高速メモリです。 AI開発に不可欠なGPUの処理性能を最大限に引き出すためには、もはやHBMは欠かせない技術となっています。
そして、このHBM市場で存在感を増しているのが、日本の企業です。
HBM市場は2029年までに約80億ドル規模に!
HBM市場は、Mordor IntelligenceやGlobal Information Inc.などの調査機関によると、2024年時点で約25億ドル規模と推定されています。そして、この市場は、2029年までに約80億ドル規模に達すると予測されており、驚異的な成長率を見せています。
この市場の急成長を牽引している主な要因として、下記が挙げられます。
- AI、HPC、5Gなどの分野におけるデータ処理量の増加
AIの学習やビッグデータの分析には、膨大な量のデータ処理が必要となるため、高速なメモリが求められています。 - 高性能コンピューティング (HPC) アプリケーションにおける高帯域幅メモリの必要性
HPCは、科学技術計算や金融モデリングなど、膨大な計算を必要とする分野で利用されており、HBMの需要を押し上げています。 - スマートフォンやノートパソコンなどのモバイルデバイスにおけるHBMの使用増加
より高性能なモバイルデバイスが求められるようになり、HBMの活用が進んでいます。
80億!!!3倍やないかい
これはアツすぎるな
HBM関連銘柄
HBM市場は、まさに成長の真っただ中であり、日本企業も製造装置、材料、検査装置など様々な分野でその機会を捉えようと積極的に動き始めています。
分野 | 企業名 | 企業概要 | HBM関連事業 |
---|---|---|---|
HBM製造 | 日本マイクロニクス (6871) | メモリ向けプローブカード世界3位 | HBM向けプローブカード開発・生産 |
HBM製造装置 | 東京エレクトロン (8035) | 半導体製造装置大手 | AIサーバー向けGPU・HBM事業機会拡大 |
ディスコ (6146) | 半導体切断・研削・研磨装置世界首位 | HBM製造装置に注力 | |
TOWA (6315) | 半導体製造装置向け部材メーカー | HBM向け部材開発・生産 | |
HBM材料 | トリカミカル研究所 (4369) | 化学メーカー | HBM向け高誘電率樹脂開発・生産 |
ADEKA (4401) | 化学メーカー | メモリー用高誘電材料業界シェア50%超、HBM向け材料開発・生産 | |
日本電子材料 (6855) | 半導体製造用部材メーカー | HBM向け部材開発・生産 | |
その他 | レゾナックHD (4004) | 半導体製造装置向け検査装置メーカー | HBM検査装置開発・生産 |
ソシオネクスト (6526) | AI・5G関連半導体ソリューションプロバイダー | HBM搭載製品をラインアップ |
各社のHBMに対する取り組み
1. 日本マイクロニクス (6871): 高密度化が進むHBMに対応するプローブカードで世界をリード
半導体製造工程において、ウェハ上のチップ性能を検査するために不可欠なプローブカード。日本マイクロニクスは、メモリー向けプローブカードで世界トップクラスのシェアを誇る企業です。
同社は、いち早くHBM向けプローブカードの開発に着手し、垂直方向に積層された複数のDRAMチップを効率的に検査できる技術を確立しました。HBMは年々高密度化が進んでおり、それに対応できる高度な技術力が求められます。日本マイクロニクスのプローブカードは、HBMの進化を支え、高品質な製品の安定供給に貢献しています。
2. 東京エレクトロン (8035)・ディスコ (6146)・TOWA (6315): HBM製造を支える、日本が誇る半導体製造装置メーカー
高性能なHBMを製造するためには、高度な技術力を持つ製造装置が欠かせません。
- 東京エレクトロンは、半導体製造装置の大手メーカーとして、AIサーバー向けGPUやHBMへの事業機会拡大を積極的に進めています。特に、HBMの積層工程で重要な役割を担う、熱圧着装置や成膜装置において高い技術力を有しています。
- ディスコは、半導体切断・研削・研磨装置で世界首位を獲得する企業です。HBM製造においても、その高い精度と品質が求められる工程において、同社の装置は欠かせない存在となっています。
- TOWAは、半導体製造装置向け部材メーカーとして、HBM製造装置に不可欠な高精度な部材を開発・供給しています。
これらの企業の技術力は、世界中のHBM供給を支えています。
3. トリカミカル研究所 (4369)・ADEKA (4401)・日本電子材料 (6855): HBMの性能向上を支える、材料開発のスペシャリストたち
HBMの性能は、使用される材料によって大きく左右されます。
- トリカミカル研究所は、化学メーカーとして、HBMに必要とされる電気的特性、強度、耐熱性を兼ね備えた高誘電率樹脂を開発・供給しています。
- ADEKAも化学メーカーであり、メモリー用高誘電材料で50%を超える世界シェアを持つリーディングカンパニーです。HBM向けにも、高誘電率、低誘電損失を実現する材料開発に注力しています。
- 日本電子材料は、半導体製造用部材メーカーとして、HBMの製造プロセスで使用される高純度材料や接着剤などを提供しています。
これらの企業の材料技術は、HBMの更なる高性能化、小型化に貢献しています。
4. レゾナックHD (4004)・ソシオネクスト (6526): HBMの品質保証と普及を支える、検査・ソリューション提供
- レゾナックHDは、半導体製造装置向け検査装置メーカーとして、HBMの品質確保に不可欠な検査装置を提供しています。同社の検査装置は、HBMの微細な構造や電気的特性を精密に検査することで、高品質な製品の安定供給を支えています。
- ソシオネクストは、AI・5G関連半導体ソリューションプロバイダーとして、HBMを搭載したAIや5G関連の半導体ソリューションを提供することで、HBMの普及を促進しています。
これらの企業は、HBMが様々な分野で活用されるために、重要な役割を担っています。
日本企業の活躍に期待!
最近では、AI開発の需要増大に伴い、NVIDIAをはじめとするGPU関連企業の躍進が続いています。しかし、GPUの性能を最大限に引き出すためには、HBMの存在が不可欠です。HBM市場は、まさにGPUブームの恩恵を最も受けている分野の一つと言えるでしょう。
そして、このHBM市場で存在感を増しているのが、日本企業です。長年培ってきた高い技術力と品質力を武器に、HBM関連市場においても重要な役割を担っています。
AIやビッグデータの普及を背景に、HBM市場は今後も大きな成長が見込まれています。GPUブームの影に隠れがちですが、世界を支えるHBM技術で成長を続ける日本企業に、ぜひ注目してみて下さい。
最後まで見ていただきありがとうございました。
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