【米国株ETF】VUGの構成銘柄は? QQQとの比較もわかりやすく解説!

米国株投資で人気の高いETF、VUGとQQQ。どちらも米国の大型グロース株に投資するETFですが、その中身は微妙に異なります。 同じような投資対象でありながら、どのような違いがあるのでしょうか?
この記事では、VUGの構成銘柄を詳しく解説し、さらにライバルともいえるQQQとの比較を通して、それぞれのETFの特徴をわかりやすくお伝えします。 投資先選びの参考に、ぜひ最後までご覧ください!
■主な証券会社の比較表
VUG の基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | VUG |
| 名称 | バンガード・米国グロースETF |
| 運用会社 | バンガード |
| カテゴリ | 米国グロース株 |
| 市場 | NYSE ARCA |
| 運用 | インデックス運用 |
| ベンチマーク | CRSP US Large Cap Growth Index |
| 設定日 | 2004/01/26 |
| 経費率 | 0.04% |
| 配当 (分配金) の支払い頻度 | 四半期ごと (3, 6, 9, 12月) |
VUGは、低経費率の0.04%で米国の大型グロース株に投資するETFです。バンガードの安定したインデックス運用と四半期ごとの配当が特徴で、長期的な資産成長を目指す投資家にとって魅力的な選択肢です。
QQQの基本情報
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 銘柄 | QQQ |
| 名称 | インベスコ QQQ トラスト シリーズ1 |
| 運用会社 | インベスコ |
| カテゴリ | 米国グロース株 |
| 市場 | NASDAQ |
| 運用 | インデックス運用 |
| ベンチマーク | NASDAQ-100 Index |
| 設定日 | 1999/03/10 |
| 経費率 | 0.20% |
| 配当 (分配金) の支払い頻度 | 四半期ごと (3, 6, 9, 12月) |
QQQは、NASDAQ-100をベンチマークとするETFで、テクノロジー株中心の高い成長性が魅力です。経費率は0.20%ですが、四半期ごとの配当と優れた運用実績が支持されています。
VUGが連動する指数とは?
VUGは、アメリカの大きな成長企業を集めた「CRSP US Large Cap Growth Index」という指数に連動することを目指しています。これは、将来の成長が期待される大型株、いわゆる「グロース株」で構成されています。
しかも、企業の規模が大きいほど、その銘柄の重要度が高くなる「時価総額加重平均」方式を採用。つまり、VUGに投資することで、アメリカを代表する成長企業のパフォーマンスに効率的に乗ることができるのです。
VUG 構成銘柄 上位20銘柄
| No. | ティッカー | 名称 | 構成割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | MSFT | マイクロソフト | 13.02% |
| 2 | AAPL | アップル | 12.02% |
| 3 | NVDA | エヌビディア | 11.32% |
| 4 | AMZN | アマゾン・ドット・コム | 4.95% |
| 5 | META | メタ・プラットフォームズ | 4.34% |
| 6 | GOOGL | アルファベット | 4.20% |
| 7 | GOOG | アルファベット クラスC | 3.43% |
| 8 | LLY | イーライ・リリー | 3.04% |
| 9 | TSLA | テスラ | 2.11% |
| 10 | V | ビザ | 1.58% |
| 11 | COST | コストコ・ホールセール | 1.49% |
| 12 | MA | マスターカード | 1.44% |
| 13 | NFLX | ネットフリックス | 1.12% |
| 14 | AMD | アドバンスド・マイクロ… | 1.04% |
| 15 | ADBE | アドビ・システムズ | 0.99% |
| 16 | CRM | セールスフォース・ドッ… | 0.94% |
| 17 | LIN | リンデ | 0.84% |
| 18 | HD | ホーム・デポ | 0.79% |
| 19 | AMAT | アプライド・マテリアルズ | 0.78% |
| 20 | MCD | マクドナルド | 0.73% |
VUGの構成銘柄を見ると、マイクロソフト、アップル、エヌビディアなどのテクノロジー大手が大部分を占めており、成長性の高い企業に重点を置いていることがわかります。
また、イーライ・リリーやビザなどのヘルスケアや金融分野の銘柄も含まれ、業界の多様性も確保されています。さらに、これらを含めて全体で185銘柄に投資しているため、安定感と成長のバランスが魅力的です。
QQQ 構成銘柄 上位20銘柄
| No. | ティッカー | 名称 | 構成割合 |
|---|---|---|---|
| 1 | AAPL | アップル | 9.02% |
| 2 | MSFT | マイクロソフト | 8.41% |
| 3 | NVDA | エヌビディア | 7.47% |
| 4 | AMZN | アマゾン・ドット・コム | 5.06% |
| 5 | AVGO | ブロードコム | 4.83% |
| 6 | META | メタ・プラットフォームズ | 4.28% |
| 7 | TSLA | テスラ | 2.88% |
| 8 | GOOGL | アルファベット | 2.66% |
| 9 | GOOG | アルファベット クラスC | 2.57% |
| 10 | COST | コストコ・ホールセール | 2.53% |
| 11 | NFLX | ネットフリックス | 1.91% |
| 12 | ADBE | アドビ・システムズ | 1.67% |
| 13 | PEP | ペプシコ | 1.64% |
| 14 | AMD | アドバンスド・マイクロ… | 1.56% |
| 15 | LIN | リンデ | 1.49% |
| 16 | TMUS | Tモバイル | 1.43% |
| 17 | QCOM | クアルコム | 1.37% |
| 18 | CSCO | シスコ・システムズ | 1.33% |
| 19 | TXN | テキサス・インスツルメ… | 1.25% |
| 20 | AMGN | アムジェン | 1.25% |
QQQの構成銘柄を見ると、VUGと共通するアップル、マイクロソフト、エヌビディアなどの大手テクノロジー株が上位に位置していますが、特にテクノロジー分野に集中している点が特徴です。また、QQQは101銘柄で構成されており、VUGの185銘柄に比べると少し少ないため、集中投資が強調されています。QQQは成長性を重視し、VUGは成長と安定のバランスが取れている点で違いが際立ちます。
VUG 銘柄の入れ替え
VUGのリバランスは、ベンチマークとしているCRSP US Large Cap Growth Indexのリバランスに従って行われます。CRSPインデックスは四半期ごとにリバランスが実施され、通常は3月、6月、9月、12月に行われます。この際、インデックス内の銘柄のウェイト調整や銘柄の入れ替えが行われ、VUGのポートフォリオもそれに応じて調整されます。
VUGのリバランスは、CRSP US Large Cap Growth Indexに基づいて行われ、その基準は以下の要素に基づいています。
- 株式の時価総額: 大型株に分類される企業の時価総額を基準にします。企業の成長が大きくなればなるほど、その株がインデックス内でより高いウェイトを持つことになります。
- 成長特性: インデックスに含まれる企業は、売上高の増加率、利益の伸び率、PER(株価収益率)など、成長株としての特性を満たしている必要があります。これにより、成長性の高い企業がインデックスに残り続けます。
- 流動性: 銘柄の取引量や流動性も考慮されます。これにより、取引が円滑に行える銘柄がインデックスに選ばれます。
これらの基準に基づいて四半期ごとにリバランスが行われ、インデックスの構成が最新の市場状況を反映するように調整されます。
VUG 現状の株価チャート
QQQ 現状の株価チャート
■主な証券会社の比較表
VUGとQQQ どっちが買い?
VUGとQQQ、どちらも米国を代表するグロース株ETFですが、投資対象や運用方針に違いがあります。
QQQはNASDAQ100指数に連動し、近年高いリターンを上げていますが、テクノロジーセクターへの集中投資という側面も持ち合わせています。
一方で、VUGはCRSP US Large Cap Growth Indexに連動し、マイクロソフトやアップルといった巨大テック企業に加え、ヘルスケアや金融など、より幅広いセクターに分散投資を行っています。
確かに、現状のトータルリターンだけを見るとQQQが魅力的に映るかもしれません。しかし、長期的な視点で見た場合、特定のセクターへの集中投資はリスクも高くなります。
VUGは、QQQと比較して分散されたポートフォリオを持つため、安定感と成長性のバランスに優れていると言えるでしょう。
さらに、VUGはQQQよりも低い経費率で運用されている点も見逃せません。長期投資において、経費率の差は最終的なリターンに大きく影響します。
総合的に判断すると、私はVUGを推します。安定感と成長性のバランス、そして低経費率という点で、VUGは長期的な資産形成を目指す投資家にとって、より魅力的な選択肢と言えるのではないでしょうか。
もちろん、投資は自己責任ですが、この記事があなたの投資判断の一助となれば幸いです。
最後まで見ていただきありがとうございました!




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